私は2022年にこの業界に飛び込みかれこれ4年目になります。その中で、他社が作ったサイトのリニューアル依頼や改善依頼を何度も受けてきました。
そこで見てきたのは、
「見た目はいいけど、全く成果が出ない」
「サイトへのアクセスが全然ない」
「情報が整理されていなくて、何を伝えたいのか分からない」
「50万円払ったのに、圧倒的にダサい」
こんなサイトばかりでした。
なぜ、ホームページ制作依頼で失敗するのか?
実は、ホームページ制作業界には構造的な問題があります。この記事では、私が実際に見てきた失敗パターンと、依頼先選びで絶対に見るべきポイントをお話しします。
ホームページ制作の依頼で失敗する理由
- デザインだけで選んでいる
- 制作経験なしで営業から入る人が多すぎる
デザインだけで選んでいる
ホームページ制作の依頼先を選ぶとき、多くの方が見るのは「ポートフォリオ」と「デザインのクオリティ」です。
もちろん、これらは重要です。でも、それだけで選ぶと失敗します。
なぜなら、良いホームページに必要なのは
- デザインのクオリティ
- サイトの内部構造(SEO、表示速度、セキュリティなど)
- 運用を見据えた設計
この3つ全てだからです。
でも、ポートフォリオを見ても「内部構造がしっかりしているか」「運用しやすい設計か」は分かりません。
その制作者が本当にスキルを持っているのか、確認する術がないんです。
結果として、見た目は良くても
- 検索しても全く出てこない
- ページの読み込みが遅い
- 更新しようとしたら複雑すぎて自社でできない
- スマホで見ると崩れている
こんなサイトができてしまいます。
制作経験なしで営業から入る人が多すぎる
この業界の大きな問題は、「見よう見まね」や「営業力だけ」でホームページ制作を始められてしまうことです。
実際に私が出会った例を紹介します。
あるマーケティング会社の担当者に、「なぜホームページ制作を始めたのか?」と聞いたところ、こんな答えが返ってきました。
「クライアントに相談されて、自分で制作会社に突っ込んで、アポなしで突撃して、作り方を教えてもらった」
つまり、制作会社で表面的な作り方だけを学んで、すぐにサービスを始めてしまったわけです。
実際にその人が設計したサイトを見ると
- 見た目はなんとなく良い
- でも内部構造が甘い
- 運用の定義が曖昧
- SEO対策が全くできていない
結果、「集客したい」という目的なのに、全く集客できないサイトになってしまいます。
もちろん、こうした知識を後からしっかり学んで、チームを組んで対応しているフリーランスもいます。問題なのは、学ばないまま営業力だけで受注し続ける人たちです。
技術や知識がなくても、営業が上手ければ受注できてしまう構造があります。
ホームページ制作ができる3つの依頼先とその特徴
ホームページ制作を依頼できる先は、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴と注意点を見ていきましょう。
ウェブマーケティング会社
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | 広告運用やSEOなど、マーケティング施策に強みを持つ会社です。 |
| メリット | サイトの運営やSEO、広告運用まで一貫してサポートしてもらえる可能性があります。 |
| デメリット・注意点 | 「マーケティング会社」と名乗っていても、実際は広告運用しかやっていない会社も多いです。SEOやサイト運用の実績があるか、必ず確認しましょう。 |
| 向いている依頼 | 集客を重視したい、運用まで任せたい場合に向いています。 |
ホームページ制作会社
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | ホームページ制作を専門に行っている会社です。 |
| メリット | デザインや実装のクオリティは外さないところが多いです。 |
| デメリット・注意点 | 見た目は良いサイトを作れるけど、意外と運用経験がない会社が多いです。SEOやコンテンツマーケティングの実績を確認しましょう。 |
| 向いている依頼 | ブランディング重視、デザインのクオリティを重視する場合に向いています。 |
個人事業主(ウェブ制作ディレクター、デザイナー、コーダー)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | フリーランスや個人で活動している制作者です。 |
| メリット | ・効率よく制作している人が多い ・制作会社の半分から1/3の価格で依頼できる ・コストパフォーマンスが良い |
| デメリット・注意点 | ここが最も注意が必要です。 個人事業主といっても、バックグラウンドはさまざまです。 デザイナー上がりのディレクター デザインは完璧だけど、コーディングや運用経験がない コーダー上がりのディレクター 実装はできるけど、デザインや運用経験がない 営業力だけで受注している人 正直、全般的にスキルが低い可能性がある 個人事業主に依頼するときは、デザイン、実装、運用のバランスが取れているか、しっかり見極める必要があります。 |
| 向いている依頼 | 予算を抑えたいが、制作者のスキルをしっかり見極められる場合に向いています。 |
私が実際に見た「こんなはずじゃなかった」失敗事例
ブランディングに強い会社に依頼したら集客ゼロに
先ほども触れましたが、あるマーケティング会社の事例です。
その会社はブランディングに強みを持っていました。でも、ホームページ制作を始めたきっかけは「クライアントに相談されて、制作会社に教えてもらった」というもの。
実際にその人が作ったサイトを見ると
- なんとなく見た目は良い
- でも内部構造が甘い
- 運用の定義が曖昧
- SEO対策が全くできていない
クライアントは「集客したい」という目的だったのに、公開から数ヶ月経っても問い合わせはゼロ。
表面的な制作スキルだけでは、成果の出るサイトは作れないという典型例です。
クラウドソーシングで格安依頼して結局高額に
よくクラウドソーシングサイトで数万円の格安案件を見かけます。
「とりあえず安く作れればいい」という考えで依頼した結果
納品されたサイト
- 無料テンプレートの色とロゴを変えただけ
- 写真は全部フリー素材
- 検索しても出てこない
最初から適正価格で制作会社に頼んでいれば、こんなことにはならなかったケースです。
一時しのぎの名刺代わりなら良いかもしれません。でも、長期的な資産として運用していきたいなら、しっかり予算を組んで作る必要があります。
デザインは完璧なのに使いにくいサイト
デザイナー出身のフリーランスに依頼したケースです。
デザインのクオリティは素晴らしい。でも
- 情報が整理されていない
- ユーザーが目的の情報にたどり着けない
- 導線がぐちゃぐちゃ
- ページの読み込みが遅い(画像が最適化されていない)
デザインの美しさと、ユーザビリティは別物です。
個人に依頼したら連絡が途絶えた
個人事業主に依頼する際のリスクの一つです。
- 体調不良や多忙で連絡が取れなくなる
- 納期が大幅に遅れる
- 最悪の場合、音信不通になる
もちろん、信頼できる個人事業主もたくさんいます。でも、こうしたリスクがあることは理解しておく必要があります。
3年間の経験から学んだ「失敗しない見極め方」
必ずチェックすべき3つのバランス
良いホームページを作るには、この3つの要素が必要です。
- デザインへの理解が深い
- サイトの実装方法についての理解が深い
- サイトの運営をしたことがある、SEOでサイトを運用したことがある
この3つ全てに理解がある制作者って、実は少ないんです。
依頼先を選ぶときは
- 「過去に運用まで関わったサイトはありますか?」
- 「SEOで成果が出たサイトを見せてもらえますか?」
- 「どんな経歴でホームページ制作を始めましたか?」
こういう質問をしてみてください。
答えられない、または曖昧な返事なら要注意です。
「制作会社だから安心」は間違い
「制作会社なら大丈夫でしょ」
これ、よくある誤解です。
実際、デザインや実装はしっかりできるけど
- SEO運用の経験がない
- 広告運用の知識がない
- 集客の導線設計ができない
こういう制作会社、意外と多いんです。
マーケティング会社も同じ。「マーケティング」と名乗っていても、実際は広告運用しかやっていない会社もあります。
会社の規模や知名度だけでなく、実際に何ができるのか、どんな実績があるのかを確認することが重要です。
失敗しないホームページ制作のために
3年間、この業界でさまざまなサイトを見てきました。
リニューアル依頼をいただくたびに思うのは、「最初の依頼先選びさえ間違えなければ…」ということです。
ホームページ制作は決して安い買い物ではありません。だからこそ
- デザイン、実装、運用のバランスが取れた依頼先を選ぶ
- ポートフォリオだけでなく、内部構造や運用実績も確認する
- 見積もりの透明性を重視する
- 安さだけで選ばない
これらを意識して、慎重に選んでください。
当社では、私自身が3年間で培った経験をもとに、成果の出るホームページ制作をサポートしています。
「失敗したくない」「どこに頼めばいいかわからない」
そんな方は、まずは無料相談でお話ししませんか?

