整体院の新規患者獲得を成功させる!ホームページ制作・リニューアル完全ガイド【2025年版】

整体院の新規患者獲得を成功させる!ホームページ制作・リニューアル完全ガイド【2025年版】

目次

こんなお悩みありませんか?

整体院を経営されている先生方、このようなお悩みを抱えていませんか?

  • 新規患者さんが増えない
  • ホームページはあるけど予約につながらない
  • 同業他院との差別化ができていない
  • どんなホームページを作ればいいかわからない
  • リニューアルのタイミングがわからない

もしひとつでも当てはまるなら、この記事がお役に立てるはずです。

近年、患者さんの行動は大きく変化しています。以前は口コミや紹介で整体院を選ぶことが多かったのですが、現在では85%以上の患者さんがインターネットで整体院を探しているというデータがあります。

つまり、どれだけ優れた技術を持っていても、ホームページがなければ患者さんに見つけてもらうことすら難しい時代になっているのです。

この記事では、整体院の院長先生が「患者さんに選ばれるホームページ」を作るために必要な知識を、実例を交えながらわかりやすく解説していきます。

なぜ整体院にホームページが必要なのか

患者さんの行動パターンが変化している

現代の患者さんがどのように整体院を選んでいるか、その流れを見てみましょう。

  1. 症状に悩む(肩こり、腰痛、頭痛など)
  2. 情報収集を開始
    • 友人・知人からの口コミ
    • チラシやポスティング
    • Googleでの検索
    • Googleマップでの検索
  3. 複数の候補を比較検討
  4. 最終的にホームページで詳細確認
  5. 予約・来院

注目すべきは、どの入り口から入ってきた患者さんも、口コミ、チラシ、Googleビジネスプロフィールから最終的にホームページに辿り着く流れになっていることです。

友人からの紹介であっても、「本当に信頼できる整体院なのか」「どんな先生なのか」「料金はいくらなのか」をホームページで確認するのが当たり前になっています。

ホームページが「信頼性の最終判断材料」になっている現実

口コミで良い評判を聞いても、チラシを見ても、Googleビジネスプロフィールで高評価を見ても、患者さんは必ずホームページをチェックします。

そこで見られるのは、

  • 先生の顔と経歴は信頼できそうか
  • 院内は清潔で安心できる環境か
  • 料金は明確で適正か
  • 自分の症状に対応してもらえるか
  • 予約は取りやすいか

これらの情報がしっかりと伝わるホームページがなければ、どれだけ口コミや評判が良くても、最終的に他院を選ばれてしまう可能性が高いのです。

地域密着型ビジネスでのデジタル化の必要性

整体院のような地域密着型ビジネスこそ、デジタル化が重要です。地域の患者さんに選ばれるためには、地域での検索結果で上位に表示され、信頼できる情報を提供する必要があります。

整体院ホームページ成功の3つの要素

多くの整体院がホームページを持っているにも関わらず、成果が出ていないのはなぜでしょうか。それは、整体院特有の成功要素を理解していないからです。

1. 地域SEO最適化

整体院は地域密着型のビジネスです。遠方から患者さんが来ることは稀で、多くの場合、院の近隣にお住まいの方が対象となります。

「地域名+整体」での上位表示戦略

例えば「渋谷 整体」「新宿 腰痛」「池袋 肩こり」といったキーワードで検索された時に、あなたの整体院が上位に表示されるようにする必要があります。

これを実現するためには:

  • ホームページのタイトルやページ内に地域名を適切に含める
  • 地域の特色や地名を自然に文章に組み込む
  • 最寄り駅からのアクセス方法を詳しく記載する
  • 地域密着の情報(近隣の学校、企業、商業施設など)を含める

Googleマイビジネス活用法

Googleマイビジネス(現在のGoogleビジネスプロフィール)の最適化も地域SEOには欠かせません。

  • 正確な住所、電話番号、営業時間の登録
  • 院内・外観の写真を豊富に掲載
  • 定期的な投稿(お知らせ、健康情報など)
  • 患者さんからの口コミへの丁寧な返信

口コミ獲得の仕組み作り

良い口コミが多い整体院は、検索結果でも上位に表示されやすくなります。

  • 施術後のタイミングで口コミ投稿をお願いする
  • 口コミ投稿方法を分かりやすく説明したカードを作成
  • 口コミをいただいた患者さんへの感謝の気持ちを示す

2. 信頼性の可視化

整体院選びにおいて、患者さんが最も重視するのは「信頼性」です。初めて行く整体院で、体を任せても大丈夫な先生なのかを判断するために、様々な情報を求めています。

施術者の顔と経歴の見せ方

なぜ先生の顔を出すことが重要なのか

患者さんは「どんな先生に施術してもらうのか」を知りたがっています。顔の見えない相手に体を任せることに不安を感じるのは当然です。

効果的な顔写真のポイント

  • 笑顔で親しみやすい表情
  • 清潔感のある身だしなみ
  • 施術着または白衣着用
  • 院内で撮影(背景で院の雰囲気も伝える)

経歴・資格の効果的な見せ方

患者さんは先生の技術力や専門性を判断するために、経歴や資格を確認します。

記載すべき情報:

  • 保有資格(国家資格、民間資格)
  • 卒業校・修了したセミナー
  • 施術経験年数
  • 専門分野・得意な症状
  • 過去の勤務先(大手整骨院、病院など)

ただし、羅列するだけでなく、「なぜその資格を取得したのか」「どのような想いで施術にあたっているのか」というストーリーも含めることで、より信頼感が増します。

資格・認定証の効果的な配置

取得した資格や認定証は、できるだけ見やすい場所に掲載しましょう。

  • プロフィールページに写真付きで掲載
  • 院内の写真に認定証が写り込んでいる様子
  • 「○○認定施術者」といった肩書きを名前と一緒に表示

3. 患者教育コンテンツによるサイト成長

単発の施術だけでなく、継続的な通院や予防への意識を高めてもらうために、患者教育コンテンツは非常に重要です。

セルフケア情報の提供

患者さんが自宅でできるセルフケア方法を教えることで、信頼関係を築きながら症状の改善をサポートできます。

施術方法の説明

どのような施術を行うのか、なぜその施術が効果的なのかを説明することで、患者さんの不安を解消できます。

  • 使用する手技の特徴
  • 施術の流れ
  • 痛みの少ない安全な手法
  • 他の施術法との違い

ブログ記事として継続的に更新することでページ数が増加

これらの患者教育コンテンツをブログ記事として継続的に更新することで、以下の効果が期待できます:

ページ数増加により検索エンジンからの評価が向上し、サイト全体が成長

  • 新しいコンテンツが定期的に追加される「生きたサイト」として評価される
  • より多くのキーワードで検索にヒットするようになる
  • サイト全体の専門性・権威性が向上する

患者さんとの関係性強化

  • 有益な情報を提供することで信頼関係を築ける
  • 症状に対する理解が深まり、治療へのモチベーションが向上する
  • 再来院や紹介につながりやすくなる

整体院ホームページに必須の8ページ

ここからは、整体院のホームページに必ず必要な8つのページについて、具体的な作成方法を解説していきます。

1. トップページ

トップページは、あなたの整体院の「顔」となる最も重要なページです。ほとんどの患者さんが最初に見るページであり、ここで興味を持ってもらえなければ、他のページを見てもらうことはできません。

ファーストビューで伝えるべき3つの要素

ファーストビューとは、ページを開いて最初に目に入る部分のことです。この部分で以下の2つの要素を伝える必要があります。

1. どんな整体院なのか(専門性)

  • 「肩こり・腰痛専門の整体院」
  • 「女性専用整体院」
  • 「スポーツ障害に特化」 など、あなたの整体院の特徴を一言で表現します。

2. なぜ選ぶべきなのか(差別化ポイント)

  • 「国家資格保有者による安心の施術」
  • 「延べ10,000人の施術実績」
  • 「完全個室でプライバシー重視」 など、他院とは違う魅力を伝えます。

患者さんの声を効果的に配置する方法

トップページには、必ず患者さんの声(口コミ・体験談)を掲載しましょう。ただし、ただ載せるだけでは効果的ではありません。

効果的な配置のポイント

  • 写真付きの体験談を3〜5件掲載
  • 症状別に分けて掲載(肩こり、腰痛、頭痛など)
  • 改善までの期間を具体的に記載
  • 年齢・性別・職業も含める(プライバシーに配慮)

予約ボタンの最適な配置場所

患者さんが「この整体院に行ってみたい」と思った瞬間に、すぐに予約できる環境を整えることが重要です。

効果的な配置場所

  • ヘッダー部分(ページ上部の固定位置)
  • ファーストビューエリア
  • 患者さんの声の直後
  • ページの最下部
  • サイドバー(常に表示される位置)

ボタンのデザインのポイント

  • 目立つ色を使用(赤、オレンジ、緑など)
  • 大きめのサイズ
  • 「今すぐ予約」「無料相談予約」など行動を促すテキスト
  • 電話番号も併記

2. 施術者プロフィール

患者さんにとって、「どんな先生に施術してもらうのか」は最も気になるポイントの一つです。信頼性を高める自己紹介の書き方を身につけましょう。

信頼性を高める自己紹介の書き方

単なる経歴の羅列ではなく、患者さんの心に響くストーリーを作ることが重要です。

効果的な自己紹介の構成

  1. 挨拶と整体院への想い
  2. 整体師になったきっかけ
  3. 経歴・資格・実績
  4. 専門分野・得意な施術
  5. 患者さんへのメッセージ

経歴・資格の見せ方

資格や経歴は、患者さんの信頼を得るための重要な要素です。ただし、専門用語ばかりでは伝わりにくいので、一般の方にも分かりやすく説明することが大切です。

国家資格の場合:柔道整復師(国家資格
→ 骨折、脱臼、捻挫などの外傷治療のスペシャリスト
厚生労働省認定の国家資格です

民間資格の場合:○○整体法認定施術者
→ ソフトタッチで体への負担が少ない施術法
高い技術力を証明する認定資格です

プロフィールページでは、専門性をアピールするだけでなく、親しみやすさも伝えることが大切です。効果的な工

3. 施術内容・料金

料金情報は患者さんが最も気になるポイントの一つです。分かりやすく、安心できる料金設定を心がけましょう。

施術の流れを視覚的に説明

患者さんの不安を解消するために、来院から施術完了までの流れを分かりやすく説明しましょう。

初回限定特典の設計方法

新規患者さんの来院ハードルを下げるために、初回限定特典は効果的です。

効果的な特典例

  • 初回限定30%OFF
  • 初回のみ60分コースを40分料金で提供
  • 初回カウンセリング無料
  • 姿勢分析レポート無料プレゼント
  • 次回使える1,000円割引券プレゼント

注意点

  • 割引幅は適正な範囲に設定
  • 期間限定にして緊急性を演出
  • 特典の価値を明確に伝える
  • 継続来院につながる特典を選択

4. 症状別ページ(肩こり・腰痛・頭痛など)

患者さんは自分の症状に特化した情報を求めています。症状別のページを作成することで、より具体的で有用な情報を提供できます。

SEOを意識したタイトル設定

症状別ページでは、患者さんが検索するであろうキーワードを含んだタイトルを設定することが重要です。

効果的なタイトル例:

  • 「○○市の肩こり治療なら△△整体院|根本改善を目指す専門治療」
  • 「慢性腰痛の原因と改善方法|○○駅前整体院の腰痛専門治療」
  • 「頭痛・偏頭痛の解消法|薬に頼らない根本治療|△△整体院」

関連施術への誘導設計

症状別ページから、関連する他の施術メニューへ自然に誘導することで、総合的な治療を提案できます。

5. アクセス・店舗情報

患者さんが迷わずに来院できるよう、詳細なアクセス情報を掲載することが重要です。

Googleマップの埋め込み方

現在では、ほとんどの患者さんがスマートフォンのGoogleマップを使って来院されます。

効果的なマップ掲載方法

  • Googleマップを直接ページに埋め込む
  • 住所をクリックするとマップアプリが起動するようにする
  • 最寄り駅からのルートも表示
  • 目印となる建物や看板の写真も掲載

6. よくある質問(FAQ)

患者さんが抱きがちな疑問や不安を事前に解消することで、来院への心理的ハードルを下げることができます。

患者さんからよく聞かれる質問

実際に患者さんから寄せられる質問をカテゴリ別に整理して、記載しましょう。また実装時に構造化マークアップを行うことで検索時のキーワードの獲得の幅も広がります。

不安を解消する回答の書き方

患者さんの不安を解消するためには、回答の仕方も重要です。

  • 専門用語を避け、分かりやすい言葉で説明
  • 具体的な数字や期間を含める
  • 必要に応じて追加説明のページへ誘導

7. 予約・お問い合わせ

患者さんが「行ってみたい」と思った時に、すぐに予約できる環境を整えることが重要です。

複数の予約手段の提供

患者さんの利便性を考えて、複数の予約方法を用意しましょう。

推奨する予約方法

  1. 電話予約
    • 営業時間内の対応
    • 緊急時や詳しい相談にも対応可能
    • 高齢の患者さんに好まれる
  2. Web予約
    • 24時間いつでも予約可能
    • 若い世代に好まれる
    • 空き状況がリアルタイムで確認できる
  3. LINE予約
    • 手軽で気軽に連絡できる
    • キャンセルや変更も簡単
    • 予約確認メッセージも送れる

入力フォームの最適化

Web予約フォームは、できるだけ簡単に入力できるように設計しましょう。

最適化のポイント

  • 必要最小限の項目に絞る
  • 選択式を多用して入力の手間を減らす
  • スマートフォンでの入力しやすさを重視
  • エラー表示を分かりやすくする
  • 予約が完了したら、すぐに確認メールを送信する仕組みを作りましょう。

この記事を書いた人

Webディレクターとしてこれまで30以上の制作に携わってきました。

クライアント様の売り上げにも貢献したいという思いから「お問い合わせにつながる構成」と「SEOでの流入増加」の2つを軸に事業成長のサポートをしております。

これまでの経験で培ったノウハウをブログとして発信しております。

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