ホームページ自作のデメリットとは? 制作会社に依頼するメリットと比較

ホームページ自作のデメリットとは? 制作会社に依頼するメリットと比較

ホームページを作ろうと考えたとき、現在ではWix(ウィックス)やSTUDIO(スタジオ)のような高機能な自作ツールがたくさんあり、「自分で安く作れるなら、その方がいいのでは?」と考える方は非常に多いです。

これまで100以上のサイト制作に携わり、その中でリニューアル前に“素人の方が自作した”ホームページも数多く拝見してきました。

その経験から断言できるのは、「自作した結果、貴重な時間とコストを無駄にし、結局プロに依頼し直す」ケースが非常に多いということです。

それ以上に深刻なのは、中途半端なサイトを公開してしまったことで、かえって会社や事業への「信頼性」を失っているケースです。

この記事では、なぜ自作が失敗しやすいのか(デメリット)と、プロに依頼する真のメリットを、多くの事例を見てきたプロの視点で徹底比較します。

この記事でわかること
  • プロが実際に見てきた「自作ホームページの失敗あるある」
  • 自作の5つの重大なデメリット
  • 制作会社に依頼する本当のメリット
  • 自作と依頼のコストや品質の比較
  • あなたが「自作向き」か「依頼すべき」かの判断基準
目次

なぜ「自作しない方がいい」のか? よくある自作失敗例とデメリット

私たちがリニューアルのご相談を受ける際、自作されたサイトには共通する「問題点」があります。

  • 【信頼性】一瞬で「素人感」が伝わり、信頼を失う
  • 【セキュリティ】「保護されていない通信」で、ユーザーが離脱
  • 【成果】「集客」と「売上」につながらない
  • 【時間】想像を絶する「時間的コスト」と「学習コスト」
  • 【機会損失】「安く済ませた」つもりが、最も高い買い物に

【信頼性】一瞬で「素人感」が伝わり、信頼を失う

ビジネスにおいて、ホームページは「会社の顔」です。しかし、自作サイトには下記のような「素人感」が出やすく、訪問者に不安を与えてしまいます。

  • ウォーターマーク(透かし文字)入りの画像無料の素材サイトから取得した「SAMPLE」という透かし文字が入った画像をそのまま使っている。
  • デフォルトドメインを使っている独自ドメイン(〇〇.comなど)を取得せず、「〇〇.sakura.ne.jp」のようなサーバー会社のドメインをそのまま使っている。これでは「仮のサイトかな?」と思われてしまいます。
  • ファビコンが未設定ブラウザのタブに表示される小さなアイコン(ファビコン)が設定されておらず、ツールのデフォルトアイコンのままになっている。
  • デザインやレイアウトの崩れスマホで見たときに、文字が画面からはみ出したり、画像が不自然に拡大されたりする。

これらが当てはまると、訪問者は「この会社、大丈夫かな?」と不安になり、すぐに離脱してしまいます。

【セキュリティ】「保護されていない通信」で、ユーザーが離脱

これは非常に多く、かつ深刻な問題です。

  • SSLに対応できていない

SSLとは、サイトの通信を暗号化する仕組みです。URLが「http://」のまま(正しくは「https://」)だと、ブラウザに「保護されていない通信」と警告が表示されます。

Googleも、SSL化(常時HTTPS化)を推奨しており、警告の出るサイトは訪問者に強い不安感を与えます。個人情報を入力する「お問い合わせフォーム」がSSL化されていないのは論外です。

参照:Google Chrome のセキュリティ インジケーターについて – Google Chrome ヘルプ

【成果】「集客」と「売上」につながらない

ホームページを作る目的は「集客」や「売上アップ」のはずです。しかし、自作サイトの多くは「作ること」がゴールになっており、成果につながりません。

  • 検索に表示されない(SEO対策ができていない)プロは「検索ユーザーがどんな言葉で探すか」を想定してページを作りますが、自作ではその視点が抜け落ちがちです。結果、Googleで検索しても誰にも見つけてもらえません。
  • CV(成果)につながる構成になっていない訪問者が「欲しい情報」にたどり着けず、「使いにくい」と感じて離脱します。どこに「お問い合わせ」ボタンがあるか分かりにくく、効果的なライティング(文章)もできていないため、サービスや商品の魅力が伝わりません。

【時間】想像を絶する「時間的コスト」と「学習コスト」

自作ツールは「簡単」と謳っていますが、それはあくまで「基本的な操作」です。

  • プロ並みのデザインにしようとすると、ツールの学習に数週間かかる。
  • デザインの調整、スマホ対応、エラー対処に追われ、本業が圧迫される。

経営者や担当者の貴重な「時間(人件費)」を、不慣れなサイト制作に費やすのは、結果的に最も高いコストとなります。

【機会損失】「安く済ませた」つもりが、最も高い買い物に

中途半端なサイトを公開した結果、

  1. 成果が出ない
  2. 信頼も失う
  3. 結局プロに作り直しを依頼する

こうなると、自作にかかった時間と費用(ツールの月額費など)が全て無駄になります。さらに、公開までに半年かかれば、その間のビジネスチャンスも全て失っています(機会損失)。

【比較】制作会社に依頼する本当のメリット

自作のデメリットは、そのまま「制作会社に依頼するメリット」になります。

  • 【成果】「集客」と「売上」から逆算した戦略的設計
  • 【信頼】企業の「信頼」を獲得するプロ品質
  • 【時間】「本業に集中できる」という最大の価値
  • 【安心】公開後の「保守・運用」という安心感

【成果】「集客」と「売上」から逆算した戦略的設計

プロは「カッコいいデザイン」を作るだけが仕事ではありません。

  • SEOとマーケティング視点で、訪問者を成果(CV=お問い合わせ・購入)に導く「売れる構成」を設計します。
  • 誰に・何を・どう伝えるか、という戦略から考えるため、成果が出るスピードが全く違います。

【信頼】企業の「信頼」を獲得するプロ品質

自作のデメリットで挙げたような「素人感」は一切ありません。

  • 独自ドメインの取得、SSL対応、ファビコン設定などは「当たり前」として対応。
  • 企業のブランド価値を高め、訪問者に「信頼できる会社だ」という印象を与えるデザインを提供します。

【時間】「本業に集中できる」という最大の価値

これが経営者にとって最大のメリットかもしれません。

  • 面倒な作業はすべて丸投げできます。
  • 経営者や担当者は、サイト制作に時間を取られることなく、売上を作る「本業」にリソースを集中できます。

【安心】公開後の「保守・運用」という安心感

サイトは「作って終わり」ではありません。

  • 公開後のセキュリティ対策、サーバー管理、トラブル対応まで一任できます。
  • 法改正(例:特定商取引法に基づく表記)や、新しい情報への更新作業もスムーズです。

比較表で一目瞭然!自作 vs 制作会社

自作とプロへの依頼を、項目別に比較してみましょう。

比較項目ホームページ自作制作会社への依頼
初期費用安い(0円~数万円)高い(数十万~)
時間的コスト非常に高い(学習・作業時間)非常に低い(打合せのみ)
集客力 (SEO)難しい(専門知識が必須)◎(戦略的に設計)
デザイン品質△(素人感・信頼性欠如)◎(プロ品質・信頼性◎)
サポート無し(すべて自己責任)◎(保守・運用サポート)
トータルコスト(失敗すると)結果的に高い(成果が出れば)費用対効果が高い

あなたはどっち?判断基準のチェックリスト

ここまで読んで、「自分はどちらを選ぶべきか」を判断する基準をご提案します。

⬜︎「自作」でも良いケース(例外)

  • 目的が「名刺代わり」で、集客を一切期待しない。
  • Web制作の学習自体が目的である(趣味など)。
  • 時間は無制限にあるが、予算は1円もない。

⬜︎「プロに依頼」すべきケース

  • ホームページから問い合わせや売上を増やしたい。
  • 本業に集中したい。
  • 競合他社に見劣りしない、信頼性のあるサイトが欲しい。
  • SEOやセキュリティについて考えるのが面倒だ。
  • 自作に挑戦したが、挫折してしまった。

成果の出るホームページは「投資」です

ホームページは「作ること」が目的ではなく、「成果を出すこと」が目的です。

もしあなたが、ビジネスを成長させるための「集客」や「企業の信頼性向上」を望むなら、「自作」は遠回りになる可能性が非常に高いです。

制作会社クオリティを、適正コストでご提供します

「とはいえ、制作会社は費用が高すぎる…」とご不安かもしれません。

ご安心ください。弊社は([例:少数精鋭である、制作プロセスを効率化している等、御社の強み])により、大手制作会社のクオリティを保ちながら、コストを抑えた制作が可能です。

もちろん、公開後の保守や運用のサポートもお任せください。

「自作で挑戦してみたけど、うまくいかない」

「自社の場合、どれくらいの費用で何ができるのか知りたい」

まずは御社の現状を「無料相談」でお聞かせください。費用対効果の高いご提案をいたします。

この記事を書いた人

Webディレクターとしてこれまで30以上の制作に携わってきました。

クライアント様の売り上げにも貢献したいという思いから「お問い合わせにつながる構成」と「SEOでの流入増加」の2つを軸に事業成長のサポートをしております。

これまでの経験で培ったノウハウをブログとして発信しております。

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