ホームページがない会社は危ない!
このように考えてホームページ制作を後回しにしてしまっている会社も多いでしょう。しかし、インターネットでの情報収集が当たり前になっている現代において、ホームページのない会社のほうがリスクやデメリットがあります。
そこでこの記事では、ホームページがないことによるリスクやデメリットをまとめました。
- 会社のホームページを持っていない
- ホームページを作るのは面倒だから不要だと思っている
- ホームページを持つことでどういった影響があるのか知りたい
この記事を読むことで、ホームページを持つことの重要性が理解できるでしょう。
ホームページがない会社のデメリット
「NTTドコモ モバイル社会研究所」の調査によると、2024年時点でのスマホ普及率は97%*にもおよびます。
*日本全国15〜79歳の男女6,440名から回答された調査結果
引用元:2024年調査 スマートフォン比率97%:2010年は約4%
これだけスマホが利用され、すぐにインターネット検索をされるようになった昨今においてホームページがないことは、さまざまなデメリットがあります。
- 信頼されにくい
- 人材確保が難しい
- データ収集が難しい
- 会社が認知されにくい
- 新規顧客の獲得が難しい
それぞれ詳しく解説します。
信頼されにくい
ホームページがない会社は、ユーザーから信頼を得るのは難しいでしょう。今はほとんどの方が商品やサービスを購入する前に、インターネットで会社のホームページを確認するからです。
ホームページがない場合、ユーザーは「この会社は実在しているのだろうか」といった不安を抱いてしまいます。ホームページは、ユーザーから信頼を得るための名刺そのものです。
人材確保が難しい
ホームページがない会社は、優秀な人材の確保も難しくなります。求職者は応募する前に、かならず会社のホームページを確認するからです。
たとえば求人サイトに人材募集を出稿したとしても、会社のホームページが確認できなければ求職者は会社の実態がわかりません。その会社がどのような活動をして、どのような社風なのかがわからなければ求職者は不安になり応募を躊躇してしまうでしょう。
また、ホームページの存在が当たり前になっているため、ホームページが見つからないことでネガティブなイメージを抱く求職者も多いです。
- 前時代的な会社なのでは
- ネットに疎い会社なのでは
- とても規模感の小さい会社なのでは
とくに若い世代はインターネットを中心に情報収集を行うため、ホームページの存在は非常に重要な判断材料です。
データ収集が難しい
ホームページがない会社は、自社のサービスや商品に対するユーザーの情報収集が難しくなります。会社にとって商品やサービスを提供する、ターゲットの設定は非常に重要な要因です。
しかし必ずしも狙っていたターゲット層と、実際に興味を持ったユーザーや購入したユーザーが一致するとは限りません。実はまったく違うターゲット層が興味を持っていた、なんてこともよくあるケースですが、ホームページがなければ調べようがありません。
ホームページを作成してアクセス分析ツールを活用すれば、訪れたユーザーの年齢や性別など、どのようなユーザーが訪れているのかが把握できます。ホームページがない会社は顧客のニーズを把握しにくいため、適切なマーケティング戦略も難しくなります。
会社が認知されにくい
ホームページがない会社は、インターネット上で認知される機会が減ってしまいます。その理由として多くの人が商品やサービスを探す際に、インターネットで検索を行うからです。
たとえばユーザーが「◯◯を扱っている会社(サービス)」と検索をしても、ホームページが無ければ検索結果に表示されることはありません。
せっかく商品やサービスの認知が広がるチャンスがあるにもかかわらず、ホームページがないだけで機会損失してしまいます。ユーザーに自社の存在を知ってもらうためにも、ホームページの存在は重要です。
新規顧客の獲得が難しい
インターネットが当たり前になっている昨今において、ホームページを持たない会社は新規顧客の獲得が難しいです。ユーザーはインターネットでさまざまな悩みを検索し、そこから悩みを解決してくれる商品やサービスを発見するからです。
たとえば「料理をする時間を無くして作業時間に充てたい」と考える在宅ワークの方は多くいらっしゃいます。そのような方はインターネットで「食事の時間 もったいない」といった検索をするでしょう。
その検索結果に表示された記事で「宅食サービス」が紹介されていれば、そのサービスを知るきっかけになり、利用してくれる可能性も高いです。
また、そういった記事は商品とともにホームページのURLを添付してくれるので宣伝にもなります。実際、MRSのホームページを第三者が紹介した事例があります。
そういった記事を運営しているサイトは自社よりも拡散力の強いことが多く、新規顧客獲得の可能性が高いです。ホームページを持っていなければ検索結果に表示されることもないので、こういった新規顧客獲得の機会損失になります。
ホームページを持つ目的やメリット
デメリットばかり解説してきましたが、ここからはホームページを持つことのメリットを解説します。
- 信頼感が得られる
- 求人募集につながる
- 会社の認知が広がる
- ネット経由で集客できる
- 営業ツールとして活用できる
- マーケティングに活用できる
それぞれ詳しく解説します。
信頼感が得られる
ホームページを持つことはユーザーからはもちろんのこと、ビジネスにおいても信頼感を得られるのがメリットです。たとえばホームページがあることで、商談などで先方が自社の実績や規模感、商品やサービスなどのコンセプトを把握できます。
事業への取り組み姿勢や自社ならではの強みなどを掲載し、法人の場合は会社概要欄などに法人番号を掲載することで、先方からの信頼感も高まり商談もスムーズにすすみます。
求人募集につながる
ホームページを作成し、採用ページを掲載しておくことで優秀な人材確保ができます。
株式会社ニュートラルワークスの調査によると、求職者の約7割が仕事探しのなかで企業のホームページを閲覧しています。
ホームページに次のような採用ページを掲載しておくことで、多くの求職者に会社の魅力を伝えられます。
- 会社の理念や社風、実際に働いている社員の声などを入社後をイメージできるコンテンツの作成
- フリー素材ではなく実際の写真を使用
優秀な人材確保のためにもホームページは欠かせないツールのひとつです。
会社の認知が広がる
ホームページを持つことで、認知が広がり信頼感を得られるきっかけが増えます。商品やサービスを利用するユーザーにとって、どのような会社が提供しているのかという情報は重要です。
たとえばお気に入りの中華料理店を見つけてインターネットで検索してみたところ、大手のファミレス経営会社が運営していることがわかれば、ユーザーからの認知や信頼感が高まるでしょう。
ネット経由で集客できる
ホームページを持つことで、会社はインターネットを通じた効果的な集客が可能になります。SEO対策をしっかりと行なって記事を作成することで、さまざまなキーワードに対する検索から流入が見込めるからです。
また、ホームページ上に資料請求ページや公式LINEのアカウントを設置しておくことで、見込み客の「リスト」が獲得できて、直接アプローチを行うきっかけが作れます。
ホームページを有効活用し、集客を行う具体的な方法を知りたい方は「ホームページのSEO対策とは?失敗しない作成方法も解説」をチェックしてみてください。
営業ツールとして活用できる
ホームページは会社の営業活動を支えるツールとして非常に効果的です。営業先で会社の信頼性や専門性をアピールする手段として、ホームページが役割を果たしてくれるからです。
たとえば商談の際に、パソコンやタブレットを用いて自社のホームページを取引先に見せられます。会社の事業内容や実績、商品やサービスなどの詳細情報を掲載しておけば、営業もスムーズに行えるでしょう。
また、名刺にホームページのURLがあるだけでアピールにもなります。ホームページを利用しながら自社の魅力を伝えれば、商談も成果へと繋がりやすくなります。
マーケティングに活用できる
ホームページを有効活用することで、会社のマーケティング戦略に大きく貢献できます。なぜならホームページを訪れたユーザーの属性や行動履歴などを分析、収集できるからです。
年代や性別といったユーザー属性がわかれば、商品やサービスをどのように訴求すれば良いのかが明確になるでしょう。ユーザーの属性や興味関心、ニーズといった情報を収集できるのはホームページを持つ大きなメリットです。
ホームページを制作した方のエピソード
ここからは実際にMRSでホームページを制作した下記3名の方に行った取材を紹介します。
- パソコン店の経営者
- 輸入卸売事業の経営者
- マーケティング会社の経営者
ホームページ活用の参考にしてください。
パソコン店の経営者
――パソコン店を無店舗で経営されているAさん。ホームページを開設された経緯を教えてください。
「はい。もともとうちは店舗を構えず、出張サービスを中心に事業を行ってきました。ただ、無店舗経営の場合、お客様に認知してもらうことと信頼を得ることが難しいんですよね。だから、ホームページを作成することで、会社の信頼性を高めようと考えたんです」
――なるほど。ホームページを作成されてから、変化はありましたか?
「大きな変化がありましたね。まず、お客様からの信頼度が格段に上がりました。会社の情報がオープンになることで、安心して依頼できると言っていただけるようになりましたから。それに、ホームページができたおかげで、チラシやポータルサイトとの連携がスムーズになり、集客面でも効果が体感できました」
――ホームページの開設が、事業の発展に大きく貢献しているのですね。
「そうなんです。今ではホームページは、うちの事業になくてはならない存在ですね。信頼獲得と集客の両面で、大きな役割を果たしてくれています」
輸入卸売事業の経営者
――輸入卸売事業を新しく始められたBさん。ホームページを開設された理由を教えてください。
「はい。輸入卸売という業種は一般的にあまり馴染みがないので、事業を始めるにあたって信頼性を確保することが大切だと考えたんです。そこで、ホームページを作成して、会社の情報を公開することにしました」
――ホームページを作成されて、効果はありましたか?
「はい、効果は間違いなくありました。やはり珍しい業種だけに、最初は怪しまれることが多かったんです。でも、ホームページがあることで、お客様が会社の実在性を把握できるようになり、安心して取引していただけるようになりました」
――具体的にはどのような変化がありましたか?
「問い合わせの電話で、『ホームページを拝見しました』とおっしゃるお客様が増えましたね。ホームページを見て、会社の実在性や信頼性を確認してから連絡をくださるんです。おかげさまで、スムーズに取引を進められるようになりました」
――ホームページが、事業の信頼性向上に大きく貢献しているのですね。
「そうなんです。とくに新しい事業では信頼を得ることが何より大切です。その意味で、ホームページは欠かせないツールだと実感しています」
マーケティング会社の経営者
――マーケティング会社を経営されているCさん。採用強化のためにホームページを作成されたそうですね。
「はい。弊社は成長段階にあり、優秀な人材の確保が急務でした。そこで、採用力を高めるツールとして、ホームページを開設することにしたんです」
――ホームページには、どのようなコンテンツを掲載されたのでしょうか?
「求人サイトでは伝えきれない、社長メッセージや社員インタビューなどを中心に掲載しました。社長の思いや社風、働く社員の姿を直接伝えることで、弊社の魅力を感じてもらえるようにしたんです」
――掲載されたコンテンツの効果はいかがでしたか?
「非常に大きな効果がありました。実際に入社された方から『ホームページを見て、入社後のイメージがしやすかった』と言っていただけましたし、エントリーの際に『社員インタビューを読んで、御社で働きたいと思った』とおっしゃる方も多かったですね」
――ホームページが、採用活動に大きな役割を果たしているのですね。
「そうなんです。ホームページは求職者に会社の魅力を伝え、入社後のイメージを持ってもらうのに最適なツールだと実感しています。おかげさまで、優秀な人材の獲得につながっています」
ホームページがない会社は危ないイメージを持たれる
ホームページがない会社は顧客やビジネスパートナー、求職者から「危ない」「信用できない」といったネガティブなイメージを持たれがちです。その理由はネット検索が当たり前になり、ホームページが会社の信頼性や実在性を示す重要な存在になっているからです。
ホームページ制作をした方の取材からも明らかなように、ホームページは信頼獲得や集客、採用などビジネスのあらゆる面で欠かせない役割を果たしています。
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